遼平(俺)友夫(義)2005年夏の夜の尾道港岸壁。
対岸に映画「戦○大和」のセットが薄ぼんやりと見える。
因島と尾道を渡す連絡船がひっきりなしに尾道海峡を行ったり来たりしている。
連絡船の光の向こうある因島の造船所から、鉄板を伸ばすための蒸気ハンマーがガシャーン、ガシャーンと鳴る音が聞こえてくる。
そんな中、夜釣りをする30代なかばの男二人がクーラーボックスからビールを出して、飲みながらしゃべっている。
俺「友夫おまえ、ほんまに聡子(-)と結婚するとは思わんかったよ。」友夫「ぼくも、大学生の時は君のになるとは思いつきもしなかったな。」俺「大学2年の夏にここに連れてきた時に、聡子がはしゃいどったもんなぁ」友夫「そのときは、彼女中学生だし、恋愛の対象ではなかったね。でも聡子さんをかわいい子だとは思ったよ。」俺「おまえあの頃は、サークルのなんとかという娘とつきあい始めたばかりで浮かれとったもんのぉ」友夫「そういう遼平だって、誰かとつきあい始めたばっかりではなかったかい」俺「そうじゃのう。デートしたじゃの、キスしたじゃの、胸揉んだじゃの、報告しあっとたのう」」友夫「そう言うときあったね。今でもあの娘のこと、ありありと思いだすよ」俺「あのときが、お互い初めての経験じゃったけんねぇ。忘れられん。」友夫「ぼくも忘れられないよ。忘れられない性体験ベスト3ぐらいに入ってるね」俺「あと2つもあるんじゃ?」友夫「それはあるでしょう。君も以前、力説して、聞かせてくれたじゃない。」俺「ははは、そうじゃったかねぇ。」友夫「初体験は第3位かな。第1位は「お・に・い・ちゃん」にはちょっといえないよ」俺「な、何をいうとるんじゃ。怒るよ、おちゃんは!」友夫「冗談だよ。怒るな怒るな。第2位、聞く?」俺「あぁ、何よ」友夫「僕が26の時に車に轢かれて両手を怪我した時のこと覚えてる? あのときの僕を轢いた女の子、思い出せる?」俺「なんとなく、頭良さそーな綺麗な感じの娘じゃろ?」友夫「そんな感じ。実はあの娘の胸をよく触らせてもらってたんだよね。病室で」俺「なんじゃそりゃ!! どうしてそんなことになったんじゃ? ぶちうらやましい(注釈:ぶち=very)」友夫「いやそれがさ、彼女はマメにお見舞いに来てくれてたんだよ。そのうちに仲良くなってさ。でも相手も僕に迷惑かけてるじゃない。特に出張のこととかあったし」俺「あぁ、おまえのところの課長とか、何億も損が出るとかむちゃくちゃ文句言っとったもんな」友夫「それでさ、彼女、すごく参っちゃって、「なんでもしますから遠慮なく言ってください」とかよく言ってたのよ。
なんでもっていっても雑誌買ってきてもらったりという程度だけど。
ある時ふざけて、「悶々しているんだけど,両手がこういう状況で困っている(笑)」と言ったら、急にしーんとしちゃってさ。
「ごめんなさい,それは勘弁してください」だってさ。
その後「冗談だよ」と言っても、「すいません、すいません」ばっかり。
まぁその日はそれで帰っちゃったけどね。
僕も言い過ぎたかなと。
でもその困った顔が萌えるっうか、そそったね。
当時は。」俺「今だったら、すぐセクハラよ。おまえ優しい顔して無茶いっとるのぉ」友夫「2,3日してから彼女また来てさ。「先日の話ですが。。。胸ならいいです」っていうんだよ。
僕もびっくりしてさ「どういうこと?」って尋ねると「ペニスに触ったりはとてもできません,その代わりに私の胸ならさわっていただいても構いません.これで我慢してもらえませんか」だってさ。
いくらこっちが冗談だからといっても、泣きながら「申し訳なくて申し訳なくて,これくらいしかしてあげられません」っていうのよ。」友夫「まぁ後は流れでさ「じゃ少し触らせて」というと、ジャケットを脱いで、上は白のブラウスだけになってさ。
僕もその雰囲気に呑まれちゃって、じーっとしていると、胸をほおに当ててくれるのさ。
けっこう大きくてさ、気持ちよかったよ。
寝ちゃったもん。
次の検温の時に目が覚めた。
彼女はなでなでしててくれた。
あれはちょっと感激したよ。
性って感じ。」俺「なんか、すげーのぅ。それでお終い?」友夫「いやその後もさ、ほおずりはさせてくれんだよね。4回ぐらいそういった事のあった後かな。彼女ノーブラで来たんだよね。そのときは白のカットソーの上に黒のカーディガンでさ。ベージュのパンツを穿いてたなぁ」俺「なんでノーブラなん?」友夫「イヤー分からないけど、なにかこう乙女心なんじゃない。やっぱりノーブラの時の方が胸が良く揺れるしさ。乳首とかもよく分かるし、味わい深いよ」俺「なんちゅううらやましい。それでどうしたんよ」友夫「おもわず乳首に軽くほおを当てて、回すようにさ、コリコリっと動かしてみたよ。静かにしてた彼女から”ぁっ”声が出てさ。思わず「ごめん」といっちゃったよ。
彼女は「良いですよ」だってさ。
お許しを頂いたので、それからしばらくコリコリ感を楽しんで回させてもらいました。」俺「なんと、アーおまえ殺したい。」友夫「まぁまぁ。押さえて押さえて、しばらくして服の上にポチッと乳首が浮き出ているのに気づいてさ、クチビルで咥えても厭がる様子もなくてさ。しばらく堪能させてもらったよ。その後、服の布を軽く咥えて、布で乳首の先を擦るように動かすと、彼女が僕の頭をぎゅっと抱えてくれたよ。たまらなかったんだと思うよ。あのシーンは良かった。ほんと。その後ずっと”ウゥッ”と小さな声を出してたもん。」友夫「その後、だんだん治ってくるに従って、僕も遠慮しなくなってさ、左手が割と早く治ったもんだから、よく左手で腰や太ももを触らせてもらったよ。もちろん胸もさわったけどね。最初は絶対に股の部分とか触らせてくれなくて、触ろうとすると僕の左手を押さえて動かないようにしてたねぇ。そのうち触らせてくれるようになったよ。たぶん感じやすい日とかあったんだと思うけど、ジーンズとかにシミができるほど濡れてる時もあった。あのシーンを思い出すとグッと来る。」俺「おまえやってますねぇ。」友夫「内緒よ。内緒。 彼女、病院では絶対にじかに肌へ触ることは許してくれなかったんだけどさ、退院してしばらくしてから付き合うようになって。1年半ぐらい付き合ったのかなぁ。ていうか付き合っているっていう感じでもなかったんだけど。まぁ付き合う感じになったのさ。彼女処女でさ。でも初めての時からすごい乱れようでさ。なにせ2ヶ月近く服の上からさすってるだろ。なにかこう開けてはいけないものを開けた感じとでも言うの、蕩けるようなSEXだったよ」友夫「いやほんと、忘れられない」俺(アー、忘れたい。
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